“盆栽園で働く男の日常”
第1回目は
灌水(水やり)
について。

↑日々の灌水(水やり)の1コマ。↑
盆栽園の一番重要な仕事の一つ。
“灌水”(水やり)
一日の仕事の大半はこれと言っても過言では無いです。
時期的にここ最近は連日、日差しが強くとても暑いです。
こう暑いと乾くのも早く、水切れに注意が必要です。
夏のこの時期だと一日に複数回やるようになってきます。

当園のように沢山盆栽を所蔵していると水やりだけでも2〜3時間かかります。
人間の方の水切れ(熱中症)にも注意が必要ですね…

盆栽を育てる上で一番重要なのは灌水(水やり)です。
盆栽を枯らせてしまう原因の
8割が水やりのトラブル
が原因みたいです。
基本的に
盆栽は毎日水やりが必要です。
もちろん色々な環境、樹種、時期、天候、などにより変わってきます。
1日に複数回になったり、2日に一回になったりします。
今時期のような夏の暑い時期などに1日水やりを忘れてしまうと
枯れます。
これまで室内で観葉植物などしか育てた事が無い人や盆栽を育てた事が無い方などからすれば
え?毎日水やりが必要なの?
盆栽ってそんなに手間がかかるの?
思われるかもしれません。
もちろん時期や環境などによって変わってきますが、基本的に
灌水(水やり)は毎日必要です。
そして結論から言うと…
盆栽は手間がかかります。

“水やり三年”
とゆう言葉があるように、本当に植物が欲する水の量、タイミングを個別に人の手で調整出来るようになるにはなかなかの経験と知識が必要です。(自分はまだまだです…)
毎日盆栽と向き合う事が重要ですね。日々精進です。
当園では灌水(水やり)は基本的には人の手で調整しますが、園を空けなければいけない時、繁忙期などは
自動灌水システム
を使用したりします。

写真のチューブが鉢の上を通ってます。

タイマーで設定した時刻に設定した時間だけこの等間隔で開いている穴からポタポタ落ちます。
本当は決まった時間、決まった量、機械による自動灌水などでやるのではなく、人の手で盆栽一つ一つの状態を見て、量や頻度を調整してやるのが良いのですが、沢山盆栽を所蔵している盆栽園などではなかなか難しいです。他の作業(剪定、植え替えなど)が立て込む時などはどうしても自動灌水に頼ってしまいます。
ですが、自動灌水だと鉢全体に水が浸透せず、ムラが出来ます。
機械が一定量、一定時間落とす為、調整がしにくいなど、あまりよろしくはありません。
出来る限り人の手で一つ一つ調整しながらやってます。
どの植物にも言える事ですが、当然のごとく
水をやり過ぎると根腐れしますし、乾かしすぎると水切れします。
例えば水はけが悪い土壌で水が抜けない状態で、場所的に半日陰であまり乾かずにずっと湿った状態なのに毎日決まった時間に毎日やると乾く間がなく、常に湿った状態が続き、根腐れを起こしてしまいます。
盆栽は毎日水やりしないといけないから湿った状態でも水やりをする。
とりあえず水をやっとけば枯れないとゆう考えはあまり良くありません。
慢性的な根腐れだと今は元気そうに見える盆栽も段々と弱ってきて、進行すると枝枯れしたり、最終的には枯れていきます。根腐れを起こすと回復させるのが難しいです。
根腐れについてはこちらを参照。
それに水すぎる状態、常に湿った状態が続く事で鉢の周りの環境もそのような状態になる為、常に湿った状態でコケ、藍藻類が繁殖し、菌の温床になり、病気になったり害虫も住みやすい環境になってしまいます。
培養する環境作りも大事です。

この写真のようなこんな状態にならないようにちゃんと掃除をして培養の環境を整えましょう。
水切れで枯らせたらいけないと神経質になりすぎて過保護に水をやり過ぎるのは
逆に枯れますよ。

写真は水過ぎて根腐れで枝枯れしてしまったブルーベリー。
こちらの都合で勝手に鉢に入れられ、自然より過酷な環境で何年、何十年と必死に生きてきた樹を枯らせたら可哀想ですよね。
盆栽は植物。
生き物です。
ずっと付き合っていく気持ち、ずっと育てていく気持ちが大切です。
植物にしても、動物、ペットなども同じ事ですが、愛情を持って向き合いましょう。
枯らせてもう要らない、飼いきれなくなってもう要らないは簡単ですが、
コレクションの”物”ではありません。
基本的に盆栽は乾かし気味にする方が良いと思います。
盆栽の状態を見て乾いたら灌水する時はたっぷりと。
その方が根が育ちます。
植物自体も強くなります。
水を好む樹種、乾かし気味の方が良い樹種、樹種によっても異なります。
その判断もやり方もそれぞれ違います。
もちろん人によってもやり方は様々。
日々、盆栽と向き合い状態を見てやりましょう。

↑よく乾いた状態↑

↑よく湿った状態(水すぎて根腐れ気味)↑

↑水はけが悪く、水が抜けない状態↑

↑松柏類のように砂がメインの土壌↑
(乾き具合がわかりにくい。写真は灌水直後の湿った状態)
このような様々な状況、環境などに合わせた灌水の判断をして、量やタイミングを調整しましょう。
しかし、
毎日、四六時中ずっと盆栽につきっきりで手入れする事は不可能です。
大半の方が毎日仕事などで勤めに出たり、休みの日には遊びに出たりで家を空けたりすると思いますし、旅行などで何日か家を空けるなんて事もあると思います。
自分の生活のリズムに合わせたベストな向き合い方を見つけましょう。

たかが水やり、
されど水やり。
盆栽は小さな鉢の限られた範囲の中で樹齢何十年の樹が根を這わしてます。
限られた範囲の土壌の水分量は限られてます。
水分を吸い上げる量、蒸発する量、湿り具合、乾き具合は時期、気温によっても左右されます。
考慮しないといけない点はまだまだ沢山あります。
本当に奥深いです。
この
奥深さが盆栽の面白さ
でもありますね。
細かい気配りが出来る
日本人の成せる技
な訳です。
日本の伝統文化。
奥深い盆栽の世界。
ですが、決して敷居が高い趣味ではなく、手軽に始めれます。
苗木、素材などは¥500程度で購入出来る物もあります。

そこから盆栽に仕立てる事も可能です。

ある程度盆栽として形になっている物などは¥3,000〜¥10,000程度で購入出来る物もあります。

盆栽は決して敷居が高い趣味ではなく、手軽に始めれます。
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最近の流行りもあり、雑貨屋さんなどでもミニ盆栽など販売してますね。

可愛いですよね。
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bonsaistocksは当店で販売している盆栽、苗木、素材などを購入してくださったお客様とはずっと付き合っていく気持ちです。
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もちろん他店で購入した盆栽が元気がない、育て方がわからない、などもお気軽にご相談ください。
しかし、
簡単に手軽に始められる盆栽ですが、
何回も言います。
盆栽は植物。
生き物です。
ずっと付き合っていく気持ち、ずっと育てていく気持ちが大切です。
植物にしても、動物、ペットなども同じ事ですが、愛情を持って向き合いましょう。
枯らせてもう要らない、飼いきれなくなってもう要らないは簡単ですが、自分の子供に同じ事が出来ますか?
育てる。向き合う。
と言う事はそうゆう事です。
当店は盆栽を物として扱う方には盆栽を販売したくありません。
盆栽を育てていく事はそんなに難しい事ではありません。
好きとゆう気持ち。
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失敗は必ずあります。
そうならないように技術を磨いていく、知識を増やしていく事も面白さの一つです。
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と、長々クドクド営業的、業務的な事を書きましたが…
書いてある自分の気持ちに嘘はありませんし、ただシンプルに…
盆栽する仲間を増やしたい。
ただそれだけです。笑
ではまた。
盆栽園で働く男



